学歴は必要か
少し前だが、某政治家の発言が高卒蔑視だと話題になるくらい世間は学歴論争が好きだ。
「学歴は必要であるか不要であるか」
私なりの考えを述べると、、、
学歴が必要か不要かはズバリその人次第である。
よく学歴がなくても成功している人が多いと学歴不要派はいう。
確かにその通りだ。
アスリート、芸能人、youtuber、大企業の社長などなどいずれも学歴は大したことがないのがほとんどだ。
なんならこの国の総理大臣及びその側近の政治家さえもマーチ以下の学歴である。
が見誤っていけない。
「彼らは学歴が無いから成功したわけではない。
成功するにあたって学歴が要らなかっただけなのだ。」
スポーツ選手や芸能人であれば一芸(身体能力、顔面、お笑い)がある。
政治家や大企業の御曹司であれば家柄がある。
一代で巨大な企業を作り上げた経営者には類稀ない商才、交渉力、発想力、先見の明がある。
そう、学歴がなくても成功している人たちは、凡人とは違う何らかの”武器”を持っており、そんな彼らにとって学歴という武器は必要ないのだ。
では凡人ではどうだろうか。
武器を持たない凡人がこの国で中流以上の生活を送るためには勉学に励んで学歴という”武器”を掴み、エリートの地位を勝ち取るしかない。
そう、凡人にとっては学歴は必要なものなのだ。
つまりだ、自分には勉強以外で誰にも負けない”武器”を持っていると思うなら勉強をする必要はない。
しかし、一芸、才覚という”武器”に人生を賭けるのは博打だ。
成功すれば物凄い地位が手に入るが、大多数は中流以下の生活を送る羽目になる。
アスリートにせよ、芸能人にせよ脚光を浴びるのはごく一部で、大半は目も当てられない生活を送っている。
一方で自分の武器に自信がない、武器と呼べるものがないのであれば大人しく勉強して学歴という武器を磨いた方がいい。
あらゆる分野(芸能、スポーツ、芸術など)と比較しても「勉強」というものは圧倒的にローリスク・ハイリターンで、将来の自分へのお得な投資である。
てか勉強することにリスクってあるのか?
青春を失うことか笑
以上を踏まえると、
「学歴とは現代社会における生活をある程度保証するもの」
と捉えるのが理にかなっていると思う。
ばーい
K